大型時代劇「諸葛亮伝」制作へ、女優ファン・ビンビンの「お蔵入り」ドラマから起死回生か

anomado    2021年5月27日(木) 14時20分

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中国の女優ファン・ビンビンの脱税騒動で大きな打撃を被った制作会社大手・唐徳影視公司が、新たに大型時代劇「諸葛亮伝」を制作することが明らかになり、注目を集めている。

中国の女優ファン・ビンビン范冰冰)の脱税騒動で大きな打撃を被った制作会社大手・唐徳影視公司が、新たに大型時代劇「諸葛亮伝」を制作することが明らかになり、注目を集めている。

映画・ドラマの制作会社の唐徳影視公司がこのほど、2021年第1四半期の企業報告を公開した。日刊紙・新京報によると、唐徳影視が騰訊視頻(テンセント)傘下の企鵝影視公司と共に、全45話の大型時代劇「諸葛亮伝」の制作に着手し、今年秋以降のクランクインを予定。制作費の予算は3億6000万元(約61億円)となっている。

唐徳影視では2018年、制作したドラマ作品で出演者の不祥事が続いた。「阿那亜恋情」の主演俳優ガオ・ユンシャン(高雲翔)にロケ地のオーストラリアで女性への性的暴行疑惑が持ち上がり、現地で裁判が行われたほか、唐徳影視がガオ・ユンシャンに約6000万元(約10億円)の損害賠償を求めたことも当時話題になった。続いて大型時代劇「巴清伝」(贏天下)に主演したファン・ビンビンに巨額脱税疑惑が浮上したが、同作には相手役としてガオ・ユンシャンも出演。昨年、唐徳影視では「巴清伝」の修正および撮り直しを発表していたが、その後の詳細は明らかになっていない。

これら不祥事で打撃を被り、2018年からずっと営業損益が赤字続きだった唐徳影視だが、今回明らかになった新たな大型時代劇が注目の話題に。中国メディアでは、唐徳影視がキャストの候補となる俳優たちの身辺調査を入念に行っていると報じられているが、ネットユーザーの間からは早くも、主人公の諸葛亮役に俳優チュー・イーロン朱一龍)を推す声も上がっている。(提供/華流・anomado

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