Record China 2021年5月22日(土) 8時30分
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21日、韓国・国民日報などによると、Jリーグクラブ在籍時の暴力騒動が物議を醸していた韓国2部・忠南牙山のMF道渕諒平がクラブから解雇されることが分かった。資料写真。
2021年5月21日、韓国・国民日報などによると、Jリーグクラブ在籍時の暴力騒動が物議を醸していた韓国2部・忠南牙山のMF道渕諒平がクラブから解雇されることが分かった。
記事によると、サッカー関係者は「忠南牙山のトップ層が選手団に道渕の解雇を求めた」とし、「道渕は新たなクラブを探しているが、入団は容易ではないだろう」と話した。
道渕は昨年、交際相手への暴力行為が発覚し、所属していたベガルタ仙台を解雇された。その後は韓国に目を向け、今シーズンから忠南牙山に入団。当時、忠南牙山は「社会的に物議を醸したのは事実だが、内部で議論を重ね、『問題ない』と判断して迎え入れた」と説明していた。
しかし市民団体を中心に反発の声が相次ぎ、解雇を求める運動まで展開された。騒ぎが大きくなったことを受け、忠南牙山のイ・ウンジョン社長は謝罪。その後、忠南牙山も立場を変えて「実力のある選手を低年俸で迎え入れたいという欲が勝り、倫理的な部分を無視した」「これはクラブが直面する苦難だけを考えたもので、市民クラブの価値に反する決定だった」と謝罪したが、解雇については否定的な立場を示していた。
しかし今回、道渕は各方面からの圧力を受け、結局は忠南牙山を離れざるを得ない状況になったという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「やっと解雇してくれた」「誰であれ、デートDVに対しては社会が断固として対応するべき」「いい決定。暴力は習慣だ。どんなに小さな暴力でも、それが最低な行為であることを幼いときに教えなければ、大人になって自分の人生を滅ぼすことになる」「思ったほどの活躍はなく、イメージだけ悪くなった。違約金を払わせて追い出そう」など、解雇決定を支持する声が上がっている。
その他「違約金も発生して批判も浴びて…。本当におろそかなクラブ運営だ」との声や、「結局は解雇するのか。ちょっと寂しいな」と惜しむ声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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