2014年5月5日、韓国メディアによると、旅客船・セウォル号の沈没事故で行方不明となっている乗客のなかに、乳幼児が含まれている可能性が出てきた。中国新聞社が伝えた。

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韓国では2歳から12歳までの子供の乗船には子供用の乗船券が必要だが、2歳未満は無料となっている。船尾部分で哺乳瓶を目撃したというボランティアの民間ダイバーの証言もあり、乗船者名簿に記載されていない乳幼児が乗船していた可能性が高くなった。

事故対策本部の広報官は5日、行方不明になっている乗客の身元調査を行った結果、そのうち2人の女性が乳幼児である可能性が高いと発表した。現在、海洋警察は民間ダイバーの証言を基に、乗船客のなかに乳幼児が含まれていたか確認中だ。船尾にあったという哺乳瓶はまだ見つかっていない。（翻訳・編集/本郷）