フランス産ワインがピンチ!深刻な霜害、損失予測は50%―中国メディア

Record China    2021年4月20日(火) 16時20分

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19日、瀟湘晨報は、フランスに襲来した寒波の影響で、同国のワイン業界が大きな被害を受ける見込みだと報じた。

2021年4月19日、瀟湘晨報は、フランスに襲来した寒波の影響で、同国のワイン業界が大きな被害を受ける見込みだと報じた。

記事は、4月7、8日にフランスのワイン名産地であるボルドーやブルゴーニュが寒波に見舞われて最低気温が氷点下6.5度まで下がり、大量のブドウの芽が霜によって凍死したと紹介。現地では生き残っている芽を霜から守るため、農家たちが夜明け前にブドウ園でキャンドルに火を灯す光景が見られたと伝えた。

そして、ボルドーワイン協会の情報として、寒波により11万1000ヘクタールのブドウ園が影響を受け、具体的な損害額は現在計算中ながらも、今年の収穫量が大幅に減少することは間違いないとした。また、ブルゴーニュのワイン業界協会も、今年は少なくともワイン生産量の50%の損失が出る見込みであることを明らかにしたと伝えている。

さらに、ワイン用のブドウだけではなく、果樹栽培業界も同様の被害を受けており、同国の農業相が9日に、被害を受けた農家に対する支援を行う意向を示したことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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