「国民の弟」こと中国の俳優リウ・ハオラン（劉昊然）の最近の姿がこのほどネット上に登場し、茶色にカラーした髪と以前より太った印象がネットユーザーを驚かせている。

時代劇ドラマ「琅邪榜＜弐＞～風雲来る長林軍～」や映画「僕はチャイナタウンの名探偵」シリーズなどで知られる23歳のリウ・ハオランは、10代の頃から映画界で活躍し、ピュアで爽やかな印象とかわいらしい八重歯で「国民の弟」とも呼ばれる人気俳優。現在、広東省で映画「年軽的故事」を撮影中のリウ・ハオランだが、現地でその姿を撮ったネットユーザーが投稿した複数の写真が拡散され、話題を集めることとなった。

写真に写ったリウ・ハオランは髪を明るい茶色にカラーしており、肌は日焼けして褐色になり、大きく印象を変えている。うち1枚の写真では、シャープだった顔やスリムな体にかなり肉がついたように見える。「少年っぽさがなくなった」とショックを受けるネットユーザーも多く、映画のメガホンを取る映画監督で作家のハン・ハン（韓寒）に向けて、「みんなの弟を返して」との声も上がっている。

「年軽的故事」は今年2月にクランクインが報じられた、ハン・ハン監督の4本目の映画となる作品。リウ・ハオランをはじめ、チャン・イーモウ（張芸謀）監督の「一秒鐘」（One Second）で昨年注目された女優リウ・ハオツン（劉浩存）、映画「ペガサス/飛馳人生」のシェン・トン（沈騰）らが出演している。（Mathilda）