anomado 2021年3月18日(木) 15時20分
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「宮廷の諍い女」の原作者リュウ・リエンズーが、新作の宮廷ドラマ「徳妃伝」の脚本完成をSNSで報告した。しかし、似たようなストーリー展開の宮廷ドラマは視聴者に飽きられつつあるようだ。
清王朝の後宮を描いたドラマ「宮廷の諍い女(いさかいめ)」や「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」の原作者である女性作家のリュウ・リエンズー(流瀲紫)が、3月12日にSNSで新作ドラマ「徳妃伝」の脚本が完成したことを報告し、注目を集めている。
「徳妃伝」の主人公は雍正帝の母・ウヤ(烏雅)氏で、この人物は「宮廷の諍い女」にも登場する。3作品を時系列順に並べると、「徳妃伝」(4代康熙帝時代・3作目)、「宮廷の諍い女」(5代雍正帝時代・1作目)、「如懿伝」(6代乾隆帝時代・2作目)となる。脚本完成の報告が行われると、さっそく主演女優を予想する様々な報道が流れた。その一部によると、若い頃のウヤ氏をチャオ・リーイン(趙麗穎)が演じ、中年以降はリー・ビンビン(李冰冰)にバトンタッチするとしている。
ドラマの撮影開始はまだ先になるが、脚本が完成したという報告に対し、ネットでさまざまな意見が寄せられた。そのなかには「宮廷ドラマが好き。早く見たい」といった期待の声のほか、「また宮廷の争いか。飽きた、疲れた」、「一度目の太鼓で士気は最も上がるが、二度目にはやや衰え、三度目には尽きるものだ(一鼓作気、再而衰、三而竭)」、「宮廷の争いって、しょせん女同士の寵愛と出産の競争」と、はやり物の二番煎じならぬ三番煎じにうんざりという意見も多く見られた。
2011年にスン・リー(孫儷)主演で「宮廷の諍い女」が放送されると、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなった。映画・ドラマのレビューサイトDouban(豆瓣)では、いまだに10点満点中9.2という高評価を保っており、SNSでの話題頻度も依然として高い。しかし、大成功を収めた1作目に対して、ジョウ・シュン(周迅)とウォレス・フォ(霍建華)が主演を務めた2作目「如懿伝」の評価は7.5とやや下がっている。このままの勢いでは、3作目の評価はさらに下がる可能性が高い。
「宮廷の諍い女」の放送から10年を経て発表された「徳妃伝」。似たようなストーリー展開が多い宮廷ドラマのマンネリを打ち破り、新しいブームを起こせるのか、気になるところだ。(提供/華流・anomado)
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