第67回カンヌ国際映画祭、ジャ・ジャンクー監督がコンペ部門の審査員に―中国

Record China    2014年4月29日(火) 12時2分

拡大

28日、第67回カンヌ国際映画祭におけるコンペティション部門の審査員に、中国のジャ・ジャンクー監督が選ばれた。

(1 / 2 枚)

2014年4月28日、第67回カンヌ国際映画祭におけるコンペティション部門の審査員に、中国のジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督が選ばれた。捜狐が伝えた。

その他の写真

来月開催の第67回カンヌ国際映画祭から28日、コンペティション部門の審査員団が発表された。審査委員長を務めるのは、ニュージーランドの映画監督ジェーン カンピオン。1993年の映画「ピアノ・レッスン」では、カンヌのパルム・ドールを受賞している。

審査員は総勢8人で、中国のジャ・ジャンクー監督をはじめ、フランス人女優キャロル・ブーケ、映画監督で脚本家のソフィア・コッポラ、韓国の女優チョン・ドヨン、米俳優ウィレム・デフォーら。コンペティション部門の計18作品の中から、今年のパルム・ドール受賞作を選ぶことになった。

中国の第6世代監督を代表する存在のジャ・ジャンクー監督は、昨年のカンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞に輝いた話題作、日中合作映画「罪の手ざわり」(A Touch of Sin / 中国語タイトル:天注定)で知られる。同作は昨年、ニューヨーク・タイムズ紙の「今年の10本」に選ばれている。

2000年に映画「プラットホーム」で第57回ベネチア国際映画祭のNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。2006年「長江哀歌(エレジー)」は、第63回ベネチア国際映画祭でグランプリの金獅子賞を受賞している。

2007年の第60回カンヌ国際映画祭では、短編部門の審査員を務めた。カンヌで審査員を務めた華人としては、中国の女優チャン・ツィイー(章子怡)やコン・リー(鞏俐)、香港の映画監督ウォン・カーウァイ(王家衛)やジョン・ウー呉宇森)、台湾の映画監督アン・リー(李安)らがいる。

今年のカンヌ国際映画祭は5月14日〜25日(現地時間)の日程で開催される。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携