三峡ダム、冬から下流地域に水70億立方メートル以上を補給

CRI online    2021年3月3日(水) 12時50分

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現在、三峡ダムは水位が下がりつつあります。2日午後3時の時点で、水位は175メートルから166.52メートルまで下がり、両岸に水位変動帯が現れました。

現在、三峡ダムは水位が下がりつつあります。2日午後3時の時点で、水位は175メートルから166.52メートルまで下がり、両岸に水位変動帯が現れました。中国長江三峡グループ流域管理センターによりますと、三峡ダムは昨年冬から今年春までの水位下降期間中、長江の中・下流地域に計70億立方メートル以上の水を補給しているとのことです。

毎年、秋と冬に長江上流からの水量が減るため、中・下流地域は12月から翌年4月にかけて渇水期となり、実際の水量は水の需要量を下回っています。この時期に、三峡ダムは長江増水期の貯水を利用し、流量を毎秒6000立方メートル以上に増加させ、中・下流地域に水を補給することが一般的です。2020年12月から2021年2月にかけての三峡ダムの平均流量は毎秒7700立方メートルで、中・下流地域の需要を満たしました。

洪水予防は三峡ダムの最も重要な任務です。夏が近づくにつれ、水位が次第に下がります。増水期の洪水予防に向けて、今年は6月10日までに145メートルの警戒線に下がると予定されています。(提供/CRI

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