春野菜の季節到来!上海の「香椿」、売値は500グラム約1500円―中国

人民網日本語版    2021年3月2日(火) 16時40分

拡大

「春野菜を食べること」は、民間に伝わる春を迎える風習の一つで、「咬春」や「嚼春」と呼ばれている。早春の訪れとともに、さまざまな春の野菜が各地の市場に並ぶ。

「春野菜を食べること」は、民間に伝わる春を迎える風習の一つで、「咬春」や「嚼春」と呼ばれている。早春の訪れとともに、さまざまな春の野菜が各地の市場に並ぶ。上海の野菜市場の各屋台では、ナズナや馬蘭頭(コヨメナ)など南方で採れる春野菜が販売されていた。なかでも最も値段が目を引いたのが、「香椿(チャンチン)」だ。上海のある野菜市場では、多くの屋台で、一束にくくられた香椿が最も目立つ場所に並べられ、500グラム60元から90元(約1000円から1500円)で売られていた。

「木の上に育つ野菜」と言われる香椿は、チャンチンという落葉広葉樹の若い芽のこと。毎年、春の節気のひとつ「穀雨」の頃になると、このチャンチンを使い、さまざまな料理を作ることができる。

中国人がチャンチンを食べる習慣は古くからあり、漢の時代には、全国にあまねく普及していた。チャンチンは、栄養価が高く、食養生の効果があり、風邪やリウマチによる痛みや胃痛、急性の下痢などに効く。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携