台湾の駐日代表、日本へのパイナップル購入要請に否定的考え示す―中国メディア

Record China    2021年3月2日(火) 21時20分

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台湾のネット上で、南部の果物農家を助けるため、日本にパイナップルをたくさん購入してもらえるよう要請できないかとの声が上がっていることについて、台湾の駐日代表である謝長廷氏は否定的な考えを示したという。

中国は「害虫が検出された」として3月1日から台湾産パイナップルの輸入を禁止した。

台湾のネット上で、南部の果物農家を助けるため、日本にパイナップルをたくさん購入してもらえるよう要請できないかとの声が上がっていることについて、台湾の駐日代表である謝長廷氏は否定的な考えを示したと、中国メディアの海峡導報社が1日付で伝えている。

それによると、謝氏は2月28日、フェイスブックを更新し、ネット上での声に「理解」と「敬意」を示した上で、日本へのパイナップル輸出量はもともと中国大陸向けの20分の1にすぎず、日本市場で目にするもののほとんどがフィリピン産であることなどを挙げ、「高い値段でたくさん買ってもらうことはできない」とし、現時点で直ちに日本側と交渉することに否定的な考えを示し、「日本市場で正々堂々と競争し、新たなビジネスチャンスを開拓し、中国市場への依存を徐々に解消することこそが長久の計だ」とした。

これに対し、台北市議員の徐巧芯氏はフェイスブック上で、謝氏の見解について「台湾人は自分でなんとかしろ、日本人に迷惑かけるな」という意味だと「皮肉交じりに翻訳」した上で、「さすがに(駐日代表に引っ掛けて)助日代表だけのことはある」と批判しているという。(翻訳・編集/柳川)

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