Record China 2021年2月25日(木) 5時20分
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中国紙・環球時報は23日、「ロシア人の75%が中国をポジティブに見ている」と題する記事を掲載した。
記事は、ロシアの通信社・スプートニクの21日付の報道を引用。ロシアの民間調査機関レバダ・センターが1月29日から2月2日にかけて行った調査で、中国に「良い印象」を抱いている人は75%に上り、「近年で最も高い」割合になったという。「悪い印象」は10%にとどまった。昨年の調査では「良い印象」が65%、「悪い印象」が24%だったという。
記事は、今回の調査を受けてロシアのネット上に書き込まれたものとして、「中国を悪く思う理由は思い当たらない。中国からは良いものしか得ていない」「ロシアの若者の中国に対する印象は、欧州連合(EU)や米国に対する印象よりも良い。この状況が、ロシアがどこに向かっているかを示している」「良いことだ。ロシアは唯一、西洋でも東洋でもない国。極東での発展水準は向上し続けている」といったコメントを紹介している。
同調査によると、米国に対して「良い印象」を抱いているロシア人は40%、「悪い印象」は43%と拮抗している。特に若者層(10~30代)では米国に対する「良い印象」が「悪い印象」を上回った。ただ、高齢世代では、回答者の半数以上が米国に対してネガティブな姿勢を示したという。
また、EUに「良い印象」を抱く人は45%(「悪い印象」は37%)だったものの、この割合は2019年から徐々に下がってきているといい、記事は「ロシア人のEUに対する見方は複雑だ」と伝えている。(翻訳・編集/北田)
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