2014年4月26日、中国網によると、韓国南西部・珍島沖で沈没した旅客船「セウォル号」と同型で「双子」と呼ばれる船で、乗客を避難させる安全設備がまったく正常に機能しないことが分かった。

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韓国・朝鮮日報によると、船は韓国清海鎮海海運所属。合同調査本部が25日、同船を差し押さえて調べたところ、救命胴衣や脱出用の滑り台型はしごなど、ほとんどの安全設備が正常に機能しなかった。

清海鎮海海運は沈没したセウォル号とこの船の両方を所有。仁川と済州島を結ぶ運航ルート、船体の規模や構造などがよく似ているため、二つの船は「双子」と呼ばれていたという。本部では同社と乗務員による安全設備の管理に重大な問題があるとして、関係者から事情を聴いている。（翻訳・編集/AA）