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2007年6月8日、山東省煙台市にある水族館でサメ館が完成し、40人態勢の「人海戦術」により、無事サメ38匹の引越しが終わった。
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2007年6月8日、山東省煙台市にある水族館「蓬莱海洋極地世界」でサメ館が完成し、引っ越しが行われた。海底トンネル内で飼育されているサメは全部で38匹。これほど多数の獰猛なサメをどのように引越しさせたのか?
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従来の方法では、サメに麻酔を打ち、動きを止めてすくい出す方法をとっていた。しかし同館のサメは38匹、注射するだけでも気が遠くなる作業だ。そこで発想を転換し、人海戦術で捕獲する方法にトライすることになった。***
招集をかけられた引越し業者ならぬ潜水員はサメの数より多い40名。酸素ボンベを背負い、海底トンネル内で一匹ずつ網に追い込むようにして捕まえ、移送した。水族館の営業が終わってから深夜4時間の作業で無事引越しが完了。サメも痛い思いをせずに済む新しい方法として関係者も注目したということだ。(翻訳・編集/WF)
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