Record China 2021年2月13日(土) 10時0分
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中国メディアの騰訊網は11日、「中国サッカーがなぜ日韓に比べて劣るかようやく分かった?彼が答えをズバリ言う」と題する記事を掲載した。
中国代表や広州恒大を指揮したマルチェッロ・リッピ氏、ファビオ・カンナバーロ氏のアシスタントコーチを務め、U-23(23歳以下)中国代表を率いた経験も持つイタリア人のマッシミリアーノ・マッダローニ氏はこのほど、母国メディアの取材に対し中国での経験について語った。
同氏は「私たちが行ったばかりのころ、中国ではサッカーは重要なスポーツではなかったが、1年半後にアジアチャンピオンになった。このことは、クラブの構造とユースへの投資を刺激した。街の人たちはそれまで、卓球、バスケットボール、バドミントンをしていたが、私たちが去ってから変わった。サッカーは重要なスポーツになり、多くの学校で必修になった」と語った。
また、中国代表のレベルが伸び悩んでいることについては、「理由は簡単だ。リーグのインテンシティ(強さ、激しさ)が低すぎる。アジアの強豪国、イランや日本、オーストラリアは代表選手の90%が欧州でプレーしている。私たち(中国)には当時、一人もいなかった」と語った。
記事は、「マッダローニ氏の言葉から、彼はようやく私たちに中国サッカーが日韓に劣っている原因をはっきりと分からせた」「彼は確かに答えをズバリ言い当てたと認めるほかない」と指摘。「各年代の選手はほぼ国内リーグでプレーしており、全体的な実力、技術が向上していないことは、中国リーグの試合を見ればはっきり感じられる」と評した。
さらに、「中国選手は外国人助っ人選手に引っ張ってもらってプレーしており、攻撃に主体性はなく、ボールを持てばすぐに味方の外国人選手を探す。走力もフィジカルもない。マッダローニ氏が国内リーグのインテンシティの低さを指摘したことは、全く間違いではないのである」と論じた。(翻訳・編集/北田)
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