2014年4月25日、人民網によると、韓国の旅客船セウォル号沈没事故について、韓国・中央日報は、最初に救助を要請した学生の通報で出動した救助船が船長らを救助したと伝えている。

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報道によると、最初に救助を求める電話をかけた学生の遺体が、4階の船尾部分から発見された。この学生は、客船が傾き始めてから3分後に119番に通報。「僕たちを助けてください！今船の中にいます。船が沈んでいると思います」と震えながら訴えた。電話を受けた消防官は海洋警察に電話をつないだが、海洋警察は学生を船員と勘違いして緯度や経度などを尋ねており、5分後にやっと間違いに気付いた。

報道は、学生より後に救難信号を発した船長や航海士など15人の船員は、学生の通報を受けて出動した船に救助されたと伝えている。（翻訳・編集/北田）