人民網日本語版 2021年2月8日(月) 17時10分
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中国の科学者チームが陝西省にある春秋戦国時代の遺跡の男性貴族の古墳から出土した小さな銅の缶の残留物を分析したところ、ヘットをベースに、水と炭酸カルシウムを混ぜて作った美白化粧品であることが判明した。
中国の科学者チームが最近、陝西省にある春秋戦国時代(紀元前770‐紀元前403年)の遺跡の男性貴族の古墳から出土した小さな銅製の壺の残留物を分析したところ、ヘット(牛脂)をベースに、水と炭酸カルシウムを混ぜて作った美白化粧品であることが判明した。中国新聞網が伝えた。
これは現時点で、中国で発見された最も古いメンズコスメであるだけでなく、中国で最も古い顔に塗るための油脂で、中国の美容顔用油脂の歴史が1000年以上遡ることになった。中国科学院大学人文学院考古学・人類学部の楊益民(ヤン・イーミン)教授の課題グループが最近、陝西省考古研究院などと協力して作成した研究成果を記した論文は、国際専門誌「Journal of Archaeological Science」(オンライン版)に掲載された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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