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2007年6月8日、香港特別行政区政府赤潮対策班は、5月31日に馬湾で発見された赤潮が、魚の養殖場や海水浴場を含む各水域にも広がっていると発表。ビクトリア港でも赤潮は確認された。
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2007年6月8日、香港特別行政区政府赤潮対策班は、5月31日に馬湾で発見された赤潮がその他の水域にまで広がっていると発表した。
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赤潮が確認されているのは南ヤー島榕樹湾・東博寮海峡・ビクトリア港・長州避風塘などの水域で、魚の養殖場や海水浴場も数か所含まれている。***
この赤潮は毒性を含んでいない旋溝藻(Cochlodinium )と判明、香港水域での発生はきわめて珍しいという。これまでに赤潮による魚介類の死亡報告は出されていない。
赤潮の発生は自然現象であるが、養殖場や漁場および市民生活に悪影響が出ないよう当局は引き続き赤潮の動きを注意深く観察するとしている。(翻訳・編集/本郷智子)
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