日本の「夜の店」、どのように遊ぶのか―中国メディア

Record China    2021年2月4日(木) 13時50分

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2日、環球網は日本の「夜の遊び」について紹介する記事を掲載した。

2021年2月2日、環球網は日本の「夜の遊び」について紹介する記事を掲載した。以下はその概要。

菅義偉首相が先日、国会議員2人が緊急事態における規定を守らず東京のナイトクラブに通っていた問題について謝罪した。もし新型コロナがなければ、日本人にとって仕事後に夜のお店に行ってストレスを発散するというのはごく当たり前のことだ。日本では夜の娯楽を提供する店が実に多く、単に酒を飲んで憩うバー、ホストやホステスがいるクラブ、営業が許可されている風俗店などが存在する。

また、時代の流れに伴って日本の夜の店も急速に変化してきた。今若者に人気なのがDJクラブだ。身分証を提示して1000円程度の入場料を払って中に入り、目まぐるしい照明と大音量の音楽のなか1000人ほどが密集して飲みつ踊りつのパーティーを繰り広げるのだが、店の運営は整然としており、客もみんなルールをちゃんと守って楽しむ。

さらに、酒場やバーにもさまざまな種類があり、ワインバー、梅酒バー、焼酎バーのほか、音楽に浸りながら酒を楽しむことをテーマにした店もある。日本酒バーでは100種類を超える日本酒が常備され、世界各地から日本酒愛好者がやってくる。近年ではスポーツやゲームをテーマにした店や、「出会い」を主眼に置いた店も増えており、「坊主バー」「花魁バー」などといった変わり種もある。

庶民的な夜のお店のほかに、日本には高級クラブも数多く存在する。東京の銀座、赤坂、六本木、大阪の北新地などがその典型で、多くの店で「一見さんお断り」という会員制システムが採用され、大人の社交の場として利用されている。

そして、高級クラブのホストやホステスが人気ナンバー1を獲得するのは決してたやすいことではなく、傑出した容貌に加えて、さまざまな強みや特技が必要になる。彼らは仕事に対する意識が高く、毎日時間のある時に新聞や本を読んだり、英語を勉強したり、金融知識を身に着けたりして自分磨きを欠かさない。

新型コロナウイルスの感染拡大により、日本の各業界が大きな打撃を受けるなか、サービスが売りである夜の店は特に深刻な状況に追いやられている。多くの従事者が仕事や収入を失ってしまい、夜明けを知らぬほどにぎやかで華やかだった新宿、渋谷、銀座などの夜の繁華街も、かつての輝きを失ってしまっている。(翻訳・編集/川尻

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