ファーウェイ、世界市場どころか中国市場でもシェア落とす―米華字メディア

Record China    2021年1月29日(金) 10時50分

拡大

28日、米華字メディア・多維新聞は、中国の通信機器大手・華為技術のスマートフォンが中国を含む世界の市場でシェアを落としていると報じた。

2021年1月28日、米華字メディア・多維新聞は、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)のスマートフォンが中国を含む世界の市場でシェアを落としていると報じた。

記事は、複数の市場研究機関がそれぞれ発表した昨年第4四半期のスマホ出荷台数ランキングで、いずれも上位に大きな変動があったと紹介。IDCのデータではアップルが9010万台を出荷して23.4%のシェアを獲得、19.1%にとどまったサムスンを抜き、1位に返り咲いたとしたほか、ファーウェイは出荷台数を大きく減らし、8.4%のシェアで5位になったと伝えた。

また、Canalysのデータではトップ5がアップル、サムスン、小米(シャオミ)、OPPOvivoの順となり、ファーウェイは「その他」に追いやられて具体的な数値が示されなかったほか、Counterpointのデータでもファーウェイのシェアは8%で6位となり、出荷台数も前の四半期に比べて35%減少したことが明らかになったと紹介している。

さらに、中国国内におけるファーウェイのシェアについて中国の市場研究機関・賽諾のアナリストが「なおも国内市場1位のシェアを保ったものの、26%にまで低下した。別ブランドであるhonorの8%を合算したとしても、ピーク時のシェアに比べると大幅に減少した」との見方を示したことを伝えた。

記事は、昨年のファーウェイはスマホ事業で業績が乱高下し、第2四半期ではサムスンを抜いて「世界一」になったものの、第3四半期以降は低迷し、第4四半期の状況は一層ひどい状態になったと紹介。昨年10月に行われた新機種Mate40の発表会でもファーウェイの余承東(ユー・チョンドン)コンシューマー事業CEOが「当社は現在非常に厳しい時期にある」と語っていたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携