このほどショートムービーアプリのTikTok（ティックトック）のアカウントを開設した香港の俳優アンディ・ラウ（劉徳華）だが、今後その爆発的な人気に対抗できるビッグネームとして著名スター3人の名前が報じられている。

人気アプリのTikTokに今月23日、アンディ・ラウのアカウントが登場。代表作の一つ、2002年の香港映画「インファナル・アフェア」から名場面を再現したパロディー動画が公開され、約2000万人のユーザーが「いいね」をつけている。

アンディ・ラウはこれまで、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）やインスタグラムといったSNSのアカウントを開設していないため、今回が初めてのこととなる。29日までに、さらに2つの動画が追加されており、3つの動画を合わせた「いいね」の数は4200万を突破。誰も太刀打ちできない驚異的な数字となっている。

あっという間にTikTok界を席巻したアンディ・ラウだが、その記録を塗り替えることができるのは目下、3人しかいないと報じられている。1人はコメディスターで映画監督のチャウ・シンチー（周星馳）で、アンディ・ラウ自身もファンを公言している。もう1人は、アンディ・ラウと並んで「香港四天王」に名を連ねる歌手で俳優のジャッキー・チュン（張学友）。最後の1人は香港の映画王こと俳優チョウ・ユンファ（周潤發）で、もし参入した場合は幅広い年代から支持されるのは間違いないという。

アンディ・ラウは昨年12月、ライブコマースに初出演し、最新主演映画「拆弾専家2」の前売りチケットを販売。このライブ配信を約500万人が視聴し、用意したチケット50万枚はあっという間に完売するという圧倒的な人気ぶりを示した。（Mathilda）