<韓国船沈没>同じ日本の造船所が建造した船もかつて事故=「日本は責任逃れできない」―中国ネット

Record China    2014年4月23日(水) 9時52分

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22日、日本メディアは、韓国の旅客船沈没事故に関連して、日本でも5年前に類似事故が発生したが、船長らの的確な対応により全員無事だったと伝えた。このニュースが中国でも話題となっている。写真は中国の報道。

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2014年4月22日、韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故は多数の死傷者・安否不明者が出る惨事となった。中国新聞網は日本メディアの報道を引用し、日本でも5年前に類似事故が発生したが、船長らの的確な対応により全員無事だったと伝えた。

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フェリーありあけ号は2009年11月、三重県沖の熊野灘を航行中に高波を受けて船体が傾いた。コンテナを固定していたチェーンが破断するなどして荷崩れし、横倒しになったが、座礁したため沈没は免れた。

船長は船が大きく傾いた約35分後に乗客7人を船内最上部に誘導するよう指示。船長らは船に残り、最後は海に飛び込んで救助された。運輸安全委員会は、積み荷が効果的に固定されていなかったことを指摘しつつ、船長の指揮態勢など非常時の対応は評価した。

セウォル号の事故原因は明らかになっていないが、急旋回による荷崩れが転覆を招いたとみられている。セウォル号とありあけ号は同じ日本の造船所で建造され、かつて同じ運航会社に所属するフェリーだったことから、韓国メディアは船の規模や傾き方が似た事例として取り上げた上で、死者が出なかったことを強調した。

このニュースについて、中国のインターネットには多数のコメントが寄せられている。以下はその一部。

「乗客数が違いすぎる。比較しても意味ないだろ」

「いや、日本の船長らは船に残り、最終的に海に飛び込んで救助されたとある。国民性の違いが明らかだ」

「韓国の船長は、乗客たちに待機するよう指示し、助かる機会を失わせた。その無責任さは死に値する」

「同型の船で同様の事故が発生したんだ。このタイプの船自体に潜在的リスクがあったことが明らかになった。日本メディアは恥ずかしげもなくよく報道できるな」

「日本で製造された船なのだから、日本は責任を取るべきだ。韓国人船長の職業倫理や救助活動に問題があったにしろ、日本も責任逃れはできないはずだ」(翻訳・編集/NY)

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