世界各地で動物が新型コロナ感染、科学者「ペットも将来、予防接種が必要に」―中国メディア

Record China    2021年1月27日(水) 6時20分

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世界各地で動物が新型コロナウイルスに感染する事例が発生する中、科学者グループは「ペットの猫や犬も将来、新型コロナウイルスの予防接種を受ける必要があるかもしれない」と述べているという。

世界各地で動物が新型コロナウイルスに感染する事例が発生する中、科学者グループは「ペットの猫や犬も将来、新型コロナウイルスの予防接種を受ける必要があるかもしれない」と述べているという。

中国紙・環球時報(電子版)が26日、英紙デイリー・メール(電子版)の25日付報道を引用して伝えたもので、それによると、イーストアングリア大学、アールハム研究所、ミネソタ大学の専門家はこのほど、共同で発表した論文で、「ウイルスは継続的に進化するため、ペットの感染は、人への『重大な長期的リスク』をもたらす」と指摘している。

デンマークでは昨年、突然変異した新型コロナウイルスがミンクから人に感染したとして、何百万匹ものミンクが殺処分された。

イーストアングリア大のCock van Oosterhout教授(進化遺伝学)は、「ペット用のワクチンを開発することは理にかなっている。万一の事態に備える必要がある」と述べている。

ロシアではペット用のワクチン開発が始まっている。

新型コロナウイルスに対するワクチン接種キャンペーンが世界中で展開されている間に、新しいウイルスの亜種は進化を続け、人口を一掃する可能性も秘めている。

新型コロナウイルスは、ペットを含むさまざまな宿主に感染する可能性があるため、ウイルスの進化やスピルバックイベントを阻止するには、ペットへのワクチン接種も必要になるという。(翻訳・編集/柳川)

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