中国主催の海軍シンポジウムで、日中両国代表者の個別会談はなし=日本閣僚の靖国参拝が影響―仏メディア

Record China    2014年4月21日(月) 11時14分

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20日、中国海軍の梁陽報道官は、「西太平洋海軍シンポジウム」に関して、「日本の指導者の誤った言動は中国国民を著しく傷つけ、中日関係に深く影響した」と同シンポジウムに参加する日本代表者を合同演習に招かないと明らかにした。写真は靖国神社。

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2014年4月20日、中国海軍の梁陽(リアン・ヤン)報道官は、山東省青島市で開催が予定されている「西太平洋海軍シンポジウム」に関して、「8カ国が参加する合同演習を予定しているが、日本の海上自衛隊は含まれていない」とし、その理由として、「日本の指導者の誤った言動は中国国民を著しく傷つけ、中日関係に深く影響した。現状で日本を招待することは適切ではない」と話している。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版サイトが伝えた。

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日本メディアは、今回のシンポジウムに参加する河野克俊海上幕僚長が中国の呉勝利(ウー・ションリー)中国海軍司令官と会談すると伝えていたが、梁報道官は、「シンポジウムで顔を合わせる以外、呉勝利司令官と日本の海自代表者が単独で会談をする予定はない」と述べている。

両国代表者の会談が調整されていないことについて報道では、「日本の新藤義孝総務相が今月12日に靖国神社を参拝し、中国外交部が抗議。さらに20日には古屋圭司国家公安委員長も靖国神社を参拝した。中国側が両国代表者の会談を調整しなかったのは、日本の閣僚の相次ぐ靖国参拝が影響しているのだろう」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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