2014年4月20日、開幕した北京国際モーターショーで、韓国の俳優キム・スヒョンが安全性の問題で公安部門から出演を差し止められ、数時間後に撤回されるという騒ぎがあった。捜狐が伝えた。

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アジア有数の自動車展示会の北京国際モーターショーがこの日、北京で開幕。韓国の現代（ヒュンダイ）自動車の新車モデルのイメージキャラクターに起用されているキム・スヒョンが会場に姿を見せる予定だった。キム・スヒョンはドラマ「星から来たあなた」をきっかけに中華圏で知名度が急上昇し、ヨン様以来と言われる人気を集める俳優だ。

しかし予定時間の午前11時半になっても姿を見せず。ステージを中心に会場には1万人近い観客が集まっていたが、現代自動車では「安全性の確保」を理由として中止を発表。しかし、午後2時にいきなりキム・スヒョンが登場し、約1分半という短い時間ながら中国のファンにあいさつ。会場にまだ残っていた数百人のファンを狂喜させている。

現代自動車によると、あまりの観客の多さにトラブル発生を懸念して、公安部が急きょ中止を通達してきた。しかし、はるばるやって来たファンの期待に応えるため、その後も公安部と交渉を続行。午後2時になってやっと許可が下りた、という混乱きわまるいきさつを明らかにしている。（翻訳・編集/Mathilda）