Record China 2021年1月20日(水) 8時20分
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19日、韓国・聯合ニュースによると、韓国誠信女子大学の徐敬徳教授が18日、ニューヨーク・タイムズとインターナショナル・ニューヨーク・タイムズにキムチに関する広告を掲載した。
2021年1月19日、韓国・聯合ニュースによると、韓国誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が18日(現地時間)、米紙ニューヨーク・タイムズ(米州版)とインターナショナル・ニューヨーク・タイムズ(アジア版)にキムチに関する広告を掲載した。
記事によると、広告にはキムチの写真と共に「韓国のキムチ、世界の人たちのためのもの」「キムジャン(キムチ作り)文化は2013年にユネスコの無形文化遺産に登録された。歴史的に数千年の間、韓国を代表する食文化として続いてきた」「現在は世界の人たちに愛される発酵食品となり、韓国のキムチは世界の人たちのものとなった」との文章が書かれている。
徐教授がこの広告を掲載した理由について、記事は「中国がキムチを自国の文化と主張するいわゆる『キムチ工程(東北工程をもじったもの)』に対抗するため」と説明している。徐教授は「ばかばかしいキムチ工程にいちいち対応するより、正しいキムチの情報を簡潔に世界の人たちに伝えたかった」とし、「今回の広告をインスタグラムやFacebookなどSNSにも掲載している」と説明したという。
また、今後はキムチの文化と歴史を知らせる韓国語、英語、中国語の映像も制作する計画だという。
これに韓国のネットユーザーからは「これぞ愛国」「徐教授こそが文化大統領」「文大統領もできないことを…。素晴らしい」「徐教授を韓国の外相にしよう。現場で活躍する真の知識人」など徐教授への称賛の声が相次いでいる。
また、「本来は政府がすべきこと」「政府はいつまで個人や市民団体に任せるつもり?」と政府に対応を求める声や、「中国が気安く文化を盗もうなどと考えられないよう、韓国はもっと強くなろう」と主張する声も。
一方で「そうやって戦って、もし中国資本が広告を占領したら韓国が負けるのでは?幼稚な方法だ」「なぜニューヨーク・タイムズに?食べ物の広告を出す国なんて他にある?伝統料理を新聞広告として出すこと自体、伝統性を疑われる行動だ。韓国で伝統的に食べられているものは日常生活に溶け込んでいるし、文献や記録に残っている。中国のユーチューバーがいくら中国のものと主張しても、中国料理にはならない」など否定的な反応も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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