Record China 2014年4月20日(日) 7時40分
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18日、中国紙・中国青年報は、中国が日本に求めるものは投資や技術、雇用の保障などの経済協力だと指摘した。
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2014年4月18日、中国紙・中国青年報は、中国が日本に求めるものは投資や技術、雇用の保障などの経済協力だと指摘した。
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中国が必要とするのは、どのような日本なのか。日中関係はどうなるのか。日本と中国はどんな未来を求めているのか。これらの問題を解く鍵は、戦略だ。「中国の日本に対する戦略は何か」と日本通の友人たちに聞いてみると、「戦略はない」というのが共通の答えだった。
戦略はないが、戦術はある。日本に対する戦術の1つは「中国に必要な日本を味方に引き入れて、米国から引き離すこと」だ。しかし、これはあまりにも非現実的な夢でしかない。2つ目の戦術は「日本からの経済協力を得ること」だが、人民元の上昇や労働コストの上昇により、日本企業は徐々に中国を離れ、東南アジアに目を向けているのが現状だ。
米中関係において、日本は米国にとって駒の1つにすぎないが、長期的に日中関係を考えるならば、対日戦略は必要だ。日本に民族主義が台頭しても、日本を敵視するのではなく、競争相手とみなすべきだ。日中間に戦争があってはならないのは常識だが、80年代のような友好関係に戻れるといった幻想も抱くべきではない。
日中関係は今後10年、米国が指摘するような「冷たい平和」状態になるだろう。日本と中国は、交流すべき時は交流し、争うべき時は争えばいい。日中間の経済貿易が大きく発展しなくても、密接な関係にあることは確かだ。中国がさらに大きく発展し、日本よりも優位に立てば、日中間の問題は解決できる。
中国は感情的に日本を見るべきではない。日本への憎悪をあおる意図的な宣伝もするべきではない。日中両国が指導者や企業家、知識人同士のハイレベルな交流だけでなく、一般国民とりわけ若者の交流を大切にしていけば、「冷たい平和」から「真の平和」にたどり着くだろう。(翻訳・編集/本郷)
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