純愛ドラマの大御所作家・瓊瑤、中国時代劇のパクリに怒り!放送中止を申し入れ―台湾

Record China    2014年4月16日(水) 15時50分

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15日、台湾の女性作家・瓊瑤が、中国ドラマ「宮鎖連城」について自身の過去の作品からのパクリを指摘。テレビ放送の打ち切りを求めている。写真は「宮鎖連城」より。

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2014年4月15日、台湾の女性作家・瓊瑤(チョン・ヤオ)が、中国ドラマ「宮鎖連城」について自身の過去の作品からのパクリを指摘。テレビ放送の打ち切りを求めている。東森新聞網が伝えた。

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一大ブームを巻き起こしたドラマ「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」をはじめ、瓊瑤が原作の純愛ドラマはそのほとんどが大ヒットを生み出してきた。瓊瑤は15日、中国版ツイッターで中国ドラマ「宮鎖連城」が自身の過去のヒットドラマ「梅花烙」の盗作だと指摘。登場人物の相関関係やストーリーが酷似しているという。パクリとしか思えないという5つのポイントを指摘し、「宮鎖連城」を手がけた中国の著名プロデューサー・于正(ユー・チョン)を厳しく批判している。瓊瑤のコメントにはわずか数時間で1000万人を超えるネットユーザーからの支持メッセージが殺到した。

瓊瑤側によると「宮鎖連城」を製作した湖南衛星テレビに対し、すでに放送中止を申し入れ。さらに、中国のメディアを管理する国家広播電影電視総局(広電総局)に対し、パクリの「証拠」資料を提出し、早急に対応してもらうよう求めているという。さらに瓊瑤側では、「人が心血を注いだ作品を汚すのは犯罪だ」と怒りを見せている。

瓊瑤のパクリ指摘に対し、プロデューサーの于正もコメントを発表。「これは偶然の一致であって、彼女の作品を利用していない」として、疑惑を否定した。しかし、「芸術とはもともと継承され発展するもので、過去の韓国ドラマにも彼女の作品のパクリと思える部分が見られる」との気になる発言も。これらコメントに反応したネットユーザーからは、「パクリのことを『参考にした』という、よくある言い訳か?」「面の皮が厚すぎ」と、批判が噴出している。(翻訳・編集/Mathilda

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