米国居住のアジア移民、子供の教育に全力投入「優秀な成績こそ成功への道」=米国人が驚愕!―米紙

Record China    2014年4月13日(日) 13時13分

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8日、米紙は、米国に居住するアジア移民は優秀な成績こそが成功に通じる道だと信じる傾向が強く、子供の教育のためにありとあらゆる努力を重ね、現地の人々を驚かせていると報じた。写真はアジア系の子供が多く通う米ニュージャージーの小学校。

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2014年4月8日、米紙ワシントン・ポストは、米国に居住するアジア移民は優秀な成績こそが成功に通じる道だと信じる傾向が強く、塾・家庭教師の利用や優秀な学区への編入など、子供の教育のためにありとあらゆる努力を重ねており、このことが現地の人々を驚かせていると報じた。

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米国で暮らすアジア移民は学業で優秀な成績を収めることが成功に通じる道だと信じ、そのためにあらゆる努力をしているという結論が、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のMin Zhou教授と同大学アーバイン校のJennifer Lee教授の共同研究によって明らかにされた。

研究によると、中国やベトナムなどアジア移民の子供たちが、医師や弁護士などの専門職に従事する割合や高収入層に占める割合、博士の学位を取得する割合が、米国で生まれた白人および黒人よりも高いことが分かった。

優秀な成績で有名大学に進学し、弁護士などの専門職に就くことがアジア移民の「成功モデル」であり、アジア移民の家庭はこのモデルに基づいて子供を教育しているケースが多い。なぜなら、アジア移民の多くは、過去に受けた差別などの経験から、「優秀な成績こそが成功に通じる最適ルート」と堅く信じており、「専門職に就きさえすれば、種族差別がもたらす損失を減らすことができる」と認識しているからである。

そのため、白人社会の中では一部の上流階級だけで見られる、授業終了後の各種の補習や課外活動への参加などがアジア移民の家庭では一般的になっている。また、彼らは目的達成のための情報も共有しており、例えば1500ページにも及ぶ「中国人の電話番号簿」と呼ばれる情報リストには、有名高校・大学のランキングや優秀な塾講師、補習クラスの情報などが満載されている。

一方で、成功モデルに従わない家庭やその子供が、同胞社会の中で排除されるなどの副作用も引き起こしているという。(翻訳・編集/HA)

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