Record China 2014年4月12日(土) 10時54分
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10日、中国の崔天凱駐米大使は米中関係について「常に大局的視野で関係をとらえ、米中を引き離そうとする人々に利用されるべきではない」と語った。
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2014年4月11日、中国新聞社によると、中国の崔天凱(ツイ・ティエンカイ)駐米大使は10日、米中関係について「常に大局的視野で関係をとらえ、米中を引き離そうとする人々に利用されるべきではない」と語った。
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崔大使は米ワシントンで同日開かれた米平和研究所で演説。「米中関係は十分に複雑だが、両国の指導者は現在、新たな大国関係の構築に向け、共通の意識のもと共に努力している。米中関係は安定的に発展している」と述べた。
また、崔大使は米中による「新たな大国関係」との概念に依然として誤解や読み違えがあると指摘。背後に隠された意図、実行力への疑念、実現性の低さなどが指摘されるものの「21世紀の国際秩序は冷戦の遺産から解放されなければならず、そうしなければ新たな国際関係のモデル構築はできない」と強調した。関係構築には互いの尊重が重要になるとも語った。
米中の共同作業では、国際安全、核拡散防止、反テロ対策、朝鮮半島情勢、イランの核問題、世界経済、温暖化対策、多国籍犯罪、疾病予防、インフラ整備などが挙げられるとした。(翻訳・編集/AA)
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