領有権争いの竹島、韓国が一石二鳥の策=空港建設で「島の管理と観光客増」を狙う―中国メディア

Record China    2014年4月11日(金) 21時33分

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10日、韓国国土交通部は、竹島付近の鬱陵島で空港の建設を計画していることを明らかにした。空港が完成すれば、国内のどの空港からでも1時間ほどで竹島に到着できるという。写真は中国にある韓国領事館の竹島関連の宣伝。

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2014年4月10日、韓国国土交通部は、竹島付近の鬱陵島で空港の建設を計画していることを明らかにした。空港が完成すれば、国内のどの空港からでも1時間ほどで竹島に到着できるという。環球時報(電子版)が伝えた。

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鬱陵島は韓国東部に位置し、日韓が主権を主張している竹島(韓国名・独島)から89キロと距離的に近く、同島から竹島を肉眼で確認することもできる。韓国当局によると、鬱陵島から竹島に向かう観光客は年々増加しており、2013年は25万人に達した。現在、ソウルから竹島へ向かう場合、7時間以上を要しているが、鬱陵島で空港が建設されれば、わずか1時間で行けるため、観光客の増加につながると韓国メディアはみている。

報道によれば、韓国国土交通部は鬱陵島での空港建設に4932億ウォン(約482億円)を投じ、50人乗りクラスの小型航空機を観光向けに就航させる計画。このほか、朝鮮半島西南に位置する黒山島でも空港の建設を検討している。

同計画について、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは韓国の政府関係者の証言として、「これらの空港が完成後、前線基地として利用できる。そうすれば、より有効的に領土問題がある島をコントロールできる」と紹介した。(翻訳・編集/内山)

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