3億8000万円で落札された名画、清掃員にごみと誤って捨てられる?=窃盗事件の疑いも―香港

Record China    2014年4月10日(木) 12時48分

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8日、香港のオークションで約3億8000万円の値がついた中国系米国人の画家・崔如琢氏の名画が行方不明になっている。ごみと間違えて捨てられた可能性がある。写真は崔如琢氏。

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2014年4月8日、香港のオークションで2875万香港ドル(約3億8000万円)の値がついた名画が行方不明になるという事件が起きた。ごみと間違えて捨てられた可能性が浮上している。9日付でラジオ・フランス・インターナショナル(中国語版)が伝えた。

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行方不明の名画は中国系米国人の画家・崔如琢(ツイ・ルージュオ)氏の「山色蒼茫醸雪天」という作品。オークションは7〜8日の2日間、グランドハイアット香港で行われた。オークション終了後、主催者であるポーリー・オークションの職員が会場で品物を点検していた際に、この絵画がなくなっていることに気づき、8日午後3時に警察へ届け出た。

警察がホテルの監視カメラを調べたところ、オークション会場の後片付け時に清掃員がこの名画をごみとして運んでいる場面が確認された。警察は、ごみと間違えて捨てられた可能性以外に、内部関係者による事件性の有無についても調査、現在のところ窃盗事件として処理されている。(翻訳・編集/藤)

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