感情に訴えかける習近平主席の「素食政治」―韓国メディア

Record China    2014年4月10日(木) 8時0分

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8日、環球網によると、韓国・中央日報は7日、「習近平の『素食政治』」と題する記事を掲載した。写真は習近平国家主席。

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2014年4月8日、環球網によると、韓国・中央日報は7日、「習近平の『素食政治』」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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習近平(シー・ジンピン)主席の「素食政治」の始まりは2012年の年末から始まった。習主席は河北省の農村を視察に訪れたが、人々の関心を最も集めたのは習主席の食事のメニュー「一汁四菜」だった。

2013年の年末には、習主席は突然、北京市月壇西街の慶豊包子店に現れ、一般客らとともに昼食を食べた。この時の様子は中国版ツイッターで全国に拡散され、話題となった。

一部では習主席の“素食路線”を「パフォーマンスだ」と指摘する声もあるが、このパフォーマンスは中国人に大きな楽しみを与えており、その意味からは成功していると言える。

習主席は「国民が野菜をかじって飢えをしのいでいる時に、役人は肉を食らっている」という概念を払しょくしたいと考えている。党と国民はともに食事をし、共に生活しているということを示すことが狙いだ。

習主席の素食政治は、人類の本質である「感情の力」に訴えかけるものだ。それは外交の舞台でも同様だ。昨年、朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪中した際、習主席は初日の晩餐会に続いて二日目の昼食にも朴大統領を招いたが、このことからもそれがうかがいしれる。(翻訳・編集/北田

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