「大気汚染被害で賠償」韓国の市民ら、中韓政府相手の訴訟で敗訴―中国メディア

Record China    2020年12月13日(日) 19時50分

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中国のニュースサイトの観察者網は12日、韓国の市民らが大気汚染をめぐり中国政府と韓国政府に損害賠償を求めた訴訟で敗訴したと報じた。写真は10日のソウル。初雪が観測された。

中国のニュースサイトの観察者網は12日、韓国の市民らが大気汚染をめぐり中国政府と韓国政府に損害賠償を求めた訴訟で敗訴したと報じた。

韓国・聯合ニュースの報道として伝えたもので、それによると、韓国の市民団体「環境財団」のチェ・ヨル代表やキム・ソンフン元農林部長官ら約90人は2017年5月、微細粉塵(粒子状物質)による被害をめぐり韓国政府と中国政府に1人当たり300万ウォン(約28万円)ずつ賠償するよう請求する訴訟を起こしていた。

原告は、中国政府に対しては「汚染物質を管理する義務を果たしていない」とし、韓国政府に対しては「微細粉塵の原因を把握し、国民の安全と幸福追求権を保護する義務を怠った」と主張した。

韓国政府は、「微細粉塵の原因把握と対策に努力してきた」とし、「原告らの被害の主張と立証は具体的でなく、政府は法的責任を負うことはできない」と反論した。

ソウル中央地裁は11日、韓国政府を相手にした請求は棄却し、中国政府を相手に出した請求は却下した。(翻訳・編集/柳川)

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