北朝鮮を数千メートル上空から24時間監視、韓国が高性能「凧」の導入を本格検討―韓国メディア

Record China    2014年4月3日(木) 6時50分

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2日、韓国・聯合ニュースの報道によると、韓国は北朝鮮への監視を強化するため、「浮遊器」の導入を検討している。写真は北朝鮮。

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2014年4月2日、韓国・聯合ニュースの報道によると、韓国は北朝鮮への監視を強化するため、「浮遊器」の導入を検討している。環球時報(電子版)が伝えた。

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北朝鮮は黄海上の韓国との軍事境界線である北方限界線(NLL)付近で射撃訓練を実施し、砲弾の一部が韓国側の海域に落下。韓国軍は応射するなど、朝鮮半島の緊張状態は続いている。

報道によると、「浮遊器」とは凧(たこ)のようなもので、陸とひもでつながり上空数千メートルまで達することができる。同浮遊器で韓国の西北の北朝鮮側の動向を24時間監視することができるという。

韓国防衛事業庁は今週にも導入に関して会議を開く予定。韓国の軍関係者によると、浮遊器プロジェクトに240億ウォン(約23億円)の予算が割り振られ、本体やカメラ、レーダー、制御設備の購入に充てられるという。

浮遊器の導入に関しては、2010年の延坪島砲撃事件以降から提唱されており、2013年末にいったん頓挫している。(翻訳・編集/内山)

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