中国人乗客による「空港暴力」は、なぜなくならないのか?―香港紙

Record China    2014年4月3日(木) 0時40分

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1日、香港紙・文匯報は、「中国本土客の『空港暴力』はいつなくなるのか?」と題した記事を掲載した。資料写真。

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2014年4月1日、香港紙・文匯報は、「中国本土客の『空港暴力』はいつなくなるのか?」と題した記事を掲載した。中国新聞社が伝えた。

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先日、中国広東省の深セン宝安国際空港で、豪雨で航空便が遅延したことに怒った乗客が空港内のサービスカウンターなどに押し寄せ、パソコンなどを壊す騒ぎが起きた。中国人乗客が国内や国外の空港で大暴れをする事件が、ここ数年多発している。

中国人乗客は航空便が遅延すると「機内に居座る」、「滑走路に横たわり、他の航空機の離陸を妨害する」、「出発ロビーで騒ぐ」などの迷惑行為に及びがちだ。そこには「1枚のガラスを割ると、さらに多くのガラスを割りたくなる」という心理が働く。一方で、暴れる乗客たちは、公共の財産や人身に損害を与えれば厳罰を受けるということを忘れてしまっている。

航空会社が乗客とのトラブル解決の手段として、補償や賠償を行う場合もあるため、「大騒ぎすれば大きな補償がある。騒がなければ何ももらえない」といういわゆる「騒いだもの勝ち」の心理が一部の乗客にある。また、群集の中にいることで理性を失くし、感情を抑えることが出来ず、より攻撃的になる場合もある。

空港暴力を根絶するには、法律を順守する心が必要だ。乗客は法に従った上で自己主張しなければならない。違法な手段で権利を主張すれば、それは犯罪行為になる。海外に出かける中国人は、民族と国家のイメージを傷つけることのないよう常に心掛けるべきだ。(翻訳・編集/本郷)

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