Record China 2020年12月10日(木) 9時40分
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中国メディアの海外網は7日、「中国南端の海南省に国内から大勢の観光客が押し寄せている」と指摘するロイター通信の記事を紹介した。写真は海南島。
中国メディアの海外網は7日、「中国南端の海南省に国内から大勢の観光客が押し寄せている」と指摘するロイター通信の記事を紹介した。以下はその概要。
「中国のハワイ」と呼ばれる海南島(海南省)は、すでに新型コロナウイルスの影響から抜け出している。免税店での買い物や結婚写真の撮影、サーフィンに多くの人が訪れており、公式データによると海南省が10月に受け入れた観光客の数は前年同月比3.1%増の960万人に上った。
現地で7月に実行に移された免税政策で、対象となる旅行者の免税品購入額上限が1人年間3万元(約48万円)から10万元(約160万円)に引き上げられ、この新たな措置が観光消費を引っ張った。同省三亜市にある免税店では高級ブランドの店の外に長い列ができ、四川省成都から来たある女性は「こんなにたくさんの人がいるとは思わなかった」と話す。今年上半期の海南の観光客数は昨年を下回ったが、ある分析会社は三亜の客室予約状況について「11月の1日当たりの予約数は前年同月比43%増、12月は51%増」と指摘。さらに「来年の旧正月シーズン、海南は人気の旅行先になる」とも予測した。
海南省にはさらに、「感染症が発生した中で『正常感』を提供してくれる」という魅力がある。例えばあるカップルはプーケットで結婚写真の撮影を予定していたが、新型コロナの影響で断念。最終的に三亜に行くことを選び、そこで「海辺で結婚」という夢を実現させた。
サーファーが利用する宿泊施設の関係者からは「観光が再開されてから三亜は毎日が繁忙期」との声が上がっている。(翻訳・編集/野谷)
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