米国も英国もシンガポールも…外国政界要人が成都を頻繁に訪れるのはなぜ?―中国メディア

Record China    2014年4月2日(水) 7時30分

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1日、米国のミシェル・オバマ夫人がこのほど、初の中国訪問を終えた。最後の目的地となった成都での2日間、ミシェル夫人は高校での講演、成都パンダ繁育研究基地の見学などを行った。写真は成都。

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2014年4月1日、米国のファーストレディー、ミシェル・オバマ夫人がこのほど、初の中国訪問を終えた。最後の目的地となった成都での2日間、ミシェル夫人は高校での講演、成都パンダ繁育研究基地の見学などを行った。成都はミシェル夫人に深い印象を残した。人民日報海外版が伝えた。

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以前は外国政界要人の訪中は北京、上海といった大都市を目的地とすることが多かった。それが今では中・西部地域の急速な発展を背景に、成都の対外開放のたゆまぬ加速に伴い、成都を訪れる外国政界要人が増えている。

近年、英国のキャメロン首相、シンガポールのリー・シェンロン首相、米国のバイデン副大統領、英国のブレア元首相、米国のロック前駐中国大使が相次いで成都を訪れた。外国政界要人は中国西部内陸に位置するこの都市への関心を高めている。

「中国西部の成都は潜在的発展性を備えているとかねてより聞いており、自ら訪れて見てみなければならなかった」。英国のキャメロン首相は昨年12月の成都訪問時、こう語った。キャメロン首相は英国史上最大となる200人以上の訪中団を伴って訪中した。

シンガポールのリー・シェンロン首相は2012年9月の成都訪問時、新川イノベーション科学技術パークを見学した。現在同パークはすでに第1陣として5社の重要産業化プロジェクトを受け入れており、年内に全世界を対象に企業誘致も行う。

米国のバイデン副大統領は2011年に3日間成都に滞在し、米国系企業の代表を訪問した。現在すでに成都にはインテル、デルなど数多くの米国企業が集結している。

昨年末時点で成都市内の外資系企業は5833社。世界トップ500に入る企業252社が進出し、中国中・西部で最多となっている。貿易総額は506億ドルと一段と拡大している。

まさにキャメロン首相が述べたように「中国西部は急速に発展しており、成都は中国の将来の発展において非常に重要な地位を占める。ここでは中国の発展の将来を感じることができる」のだ。

昨年9月、ブリティッシュ・エアウェイズの成都−ロンドン直航便が就航した。成都ではすでに国際(地域)航路71本が開通し、国内外167都市と通じている。成都はサンフランシスコ、モスクワ、パリ、イスタンブール、ドバイなどとの直航便も積極的に推進し、成都と世界各地を結ぶ懸橋を築き、世界の交通大循環に融け込むことを実現している。

成都は国際的影響力も高め続けている。昨年成都ではフォーチュン・グローバル・フォーラム、世界華商大会など大型国際会議が開催された。51カ国の国民を対象に72時間以内のトランジットビザ免除政策を実施した。成都と世界の往き来は日増しに活発化している。

成都は美食でも有名であり、アジア初の「美食の都」の称号を持っている。火鍋(中国風しゃぶしゃぶ)、四川料理は成都を訪れる外国政界要人らの心をつかんでいる。

「あそこの火鍋はおいしかった」。英国のキャメロン首相の成都の火鍋に対する印象だ。実際に味わってみて、辛いものが苦手ではないこの英国の首相は「very good!」と繰り返した。成都の火鍋を気に入ったことがわかる。

米国のロック前駐中国大使は四川料理を味わった後「おいしい、気に入った!」と絶賛した。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)

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