国家革新指数ランキング、中国が19位に浮上=日韓の順位は?―中国メディア

Record China    2014年4月2日(水) 22時36分

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3月31日、中国科学技術発展戦略研究院はこのほど、「国家革新指数報告書2013」を発表。中国は19位に浮上した。資料写真。

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2014年3月31日、科技日報によると、中国科学技術発展戦略研究院はこのほど、「国家革新指数報告書2013」を発表した。中国の革新力は安定的に向上し、国家革新指数ランキングで世界の主要40カ国のうち19位に浮上し、昨年より順位を一つ上げた。

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世界の革新力上位10カ国はほぼ変動がなく、中国の革新力はBRICs諸国をリードし続けた。米国は豊富な革新資源と卓越した効果により、再び革新力で世界一になった。日本と韓国は企業の革新および知識創造力により、それぞれ2位と4位につけ、その他のアジア諸国を引き続きリードした。スイスは革新資源のランキングで順位をやや落とし、全体的な順位も3位となった。イスラエルの躍進が際立ち、昨年の11位から5位に浮上した。欧州諸国の革新は依然として旺盛で、スウェーデンフィンランドオランダデンマーク、ドイツが6−10位を占めた。BRICs諸国のうち、中国の革新力がトップを維持し、ロシアが32位、南アフリカが35位、ブラジルが38位、インドが39位となった。

中国が革新指数ランキングで浮上した主因は、知識創造力の向上と革新環境の改善だ。特に発明特許の出願・取得の飛躍が目立ち、知識創造力ランキングでは昨年の24位から18位に上げた。政府の革新政策が徹底され、企業の革新に対するベンチャー投資の支援が日増しに拡大していることから、革新環境は昨年の19位から14位に浮上した。革新資源は30位、企業革新は15位となり、昨年より横ばいとなった。調整後の新指標計算によると、革新の成果の順位は14位となる。

中国の一部指標は世界トップ水準に達しており、長期的に良い方向に発展している。研究開発(R&D)経費は世界3位、R&D従事者は世界一となった。SCI(Science Citation Index)収録論文の量と質が共に改善され、論文数は世界2位に、被引用数は4位になった。中国人の発明特許出願件数は世界一、取得件数は2位となった。ハイテク産業の輸出が製造業の輸出に占める比率も世界一となった。知識サービス業の付加価値は、世界3位となった。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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