事件から18周年、天安門広場はふだん通り―中国

2007年6月4日、世界を震撼させた「天安門事件」から18年たったこの日、北京市の天安門広場では国内外からの観光客であふれ、いつもと変わらぬ様子だった。

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この日、中国の公的メディア（インターネット上のサイトも含む）は、「六・四（天安門事件）」について一切触れなかった。***

海外メディアは独自に取材をかさね、中国人民の声を拾った。そのなかで、天安門事件が人々の間で風化しつつあることを嘆く声が最も多かった。また、18年前に学生たちの声を当時の指導者たちが真摯に聞いていたら、今日のような腐敗した中国になっていなかったはずだと確信している知識人もいた。

中国以外の国や地域では、1989年のこの日犠牲になった多くの学生や市民を追悼する集会が開かれる。（翻訳・編集/本郷智子）