Record China 2014年4月1日(火) 6時45分
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31日、桜が満開の時期に日本を訪れた中国人女性が、その体験をブログにつづっている。資料写真。
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2014年3月31日、桜が満開の時期に日本を訪れた中国人女性が、その体験をブログにつづっている。以下はその概要。
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桜の季節に私は日本を旅行した。日本に嫁いで数年になるいとこが、わざわざ私を招いてくれたためだ。いとこは私に付き添って花見をしてくれた。目の前には、絵に描いたような美しい桜が広がり、とても心地よかった。
風が吹くと、美しい花びらがひらひらと舞った。私は風のなかに手を伸ばして、桜の花びらをつかもうとした。私が振り返ると、いとこは地面に落ちた花びらを拾っていた。いとこは「桜はおいしいのよ。花びらで料理を作ってあげる」と言った。食い意地が張った私は、桜が食べられると聞いて思わずよだれが出そうになった。
いとこは私をもてなすために、私が日本に来る前から桜料理を準備してくれていた。食事のとき、まず桜餅を持ってきてくれた。桜餅は、ピンクのもち米のなかにあんこが入っているものが、桜の葉で巻かれた和菓子だ。見た目に可愛らしく、一口食べると甘くてとてもおいしかった。いとこの「桜の葉も食べられるのよ」という言葉を聞き、葉ごと食べてみると、爽やかな香りが口いっぱいに広がった。
私がめん類が好きなことをよく知っているいとこは、桜そうめんを作ってくれた。いとこは「桜そうめんは日本人がこの季節によく食べる伝統的なめん料理よ」と教えてくれた。桜の粉がめんに練り込んであり、食べると桜のいい香りがほのかに漂う。ほかにも、桜のお吸い物も作ってくれた。
桜料理を満喫した後は、桜茶だ。いとこによると、桜茶は塩に漬けて作り、伝統的な製法で作られたものには少し枝が付いているという。お湯を注いで花が広がっていく様は、とても美しく優雅だった。口に含むと淡い桜の香りがたち、繊細で飲むほどに味わい深かった。
桜が満開の日本で、花見をするのはもちろんこの上なく気持ちの良いことだが、桜を味わうことができたのはより趣深い体験になった。(翻訳・編集/北田)
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