中国、2010年までの省エネ・汚染排出削減目標を発表―中国

Record China    2007年6月5日(火) 17時43分

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2007年6月4日、国務院は先ごろ、国家発展改革委員会(発改委)と関連部門が制定した「省エネルギー・汚染排出削減のための総合活動方案」を発表した。

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2007年6月4日、汚染物質に関する排出削減目標の達成が注目される中国だが、国務院は先ごろ、国家発展改革委員会(発改委)と関連部門が制定した「省エネルギー・汚染排出削減のための総合活動方案」を発表した。この中で、2010年までに中国が実現する省エネ・汚染排出削減の目標と計画を明らかにした。

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「方案」によると、2010年までに中国ではGDP1万元あたりのエネルギー消費を05年の1.22トン(標準炭換算)から1トンまで20%前後削減。総生産額がら固定コストを引いた純生産額である工業増加値1単位あたりの水使用料を30%、第11次5ヵ年規画(2006〜2010年)期間、主要汚染物の排出量を10%それぞれ削減。さらに、二酸化硫黄排出量を2295万トンに、化学的酸素要求量(COD)を1273万トンに減らす。また、都市部の汚水処理率を70%以上に、固形廃棄物の総合利用率を60%以上にする。こうした省エネ・汚染排出削減を通じて経済構造の調整を図り、成長方式の転換を目指す構え。***

2006年度の中国の汚染物質排出総量削減目標は2%だったが、これを達成できなかった。今後、北京五輪を控え削減目標の達成に対して国際的な期待が高まっている。 (翻訳/編集・YO)

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