Record China 2014年3月26日(水) 20時40分
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24日、マレーシア航空370便が消息を絶った問題で、同国のナジブ首相は、衛星インマルサットと英航空事故調査機関のデータを根拠として、同機がインド洋南部で飛行を終えたと発表した。だが、これについて「完全な証拠に欠ける」との指摘が噴出している。写真は北京のホテルで待機している乗客の家族。
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2014年3月24日、マレーシア航空370便が消息を絶った問題で、同国のナジブ首相は、衛星インマルサットと英航空事故調査機関のデータを根拠として、同機がインド洋南部で飛行を終えたと発表した。だが、これについて「完全な証拠に欠ける」との指摘が噴出している。新京報が伝えた。
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マレーシア側が墜落と判断したデータについて、香港のベテラン航空関係者は、航空機事故で最も直接的な証拠は飛行機の残骸やパイロットの報告だと指摘し、航続可能距離と正確な航路をもとに着陸可能なエリアを特定し、事故を推定することができるが、マレーシアの発表した情報はどれも個別の証拠で、一連の証拠として完全なものはないと述べた。「飛行機が向かった方向は8時11分に行われた最後の交信から推測したものだが、それはその時点で飛行機が衛星と交信できたことを示すだけで、他の実質的内容を持つものではない」と語った。
また、多数の国の衛星によっても機体が見つからないことについては、飛行機が形を保ったまま海底に沈めば短期的には破片が海面に上がってこないと説明される。だが、海底数千メートルの圧力にさらされれば、連接部などのもろい部分が離断し、残骸の一部が浮かび上がってくる。今後も衛星データに注目する必要があるだろう。
また、同機機長は7000ドルを超えるフライトシミュレーターを購入し、3万を超える空港や空母への着陸を練習していた。シミュレーターではレーダー回避の練習はできないものの、一部のデータが削除されていたことについて調査員は「コンピューターの容量的に削除の必要はないはずだ」として疑問視している。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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2014/3/26
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