2014年3月25日、京華時報によると、マレーシアのナジブ首相は不明となっているマレーシア航空MH370便がインド洋南部の海域に墜落したとの見解を発表した。では、同機がハイジャックされた可能性はどれくらいあるのだろうか。

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航空関連の雑誌の編集長を務める王亜男（ワン・ヤーナン）氏は、「基本的にはハイジャックと見ていい」としている。また、海軍軍事学術研究所の張軍社（ジャン・ジュンシャー）氏も、「現在、墜落の具体的な原因は発表されていない。しかし、通信機のスイッチが意図的に切られていることなどの状況から考えて、人が原因であることを排除できない」としている。

王氏は、「機長と副機長がハイジャックに関与した可能性が高いと見ている。なぜなら飛行機の操縦、および一連の専門知識が必要な機器の操作が可能であるからだ」と指摘。張氏も、「乗組員が関わった可能性が高いが、機長と副機長が脅迫された可能性も否定できない。ハイジャックでなく機器のトラブルであれば、機長は状況を報告し、マレーシア空港への着陸を要請するはず」としている。（翻訳・編集/北田）