Record China 2014年3月24日(月) 14時58分
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21日、クリミア併合で欧米諸国の強い反発を招いているロシアだが、ロシアの外交専門家は「中国の支持があれば、ロシアは孤立しない」と主張している。資料写真。
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2014年3月21日、ロイターによると、クリミア自治共和国のロシア編入を表明したロシアのプーチン大統領が、同盟関係の強化を図るために側近をアジアに派遣した。22日付で環球時報(電子版)が伝えた。
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プーチン大統領の側近で露国営石油企業ロスネフチのセチン社長は訪問先の東京で、「欧米諸国がロシアにさらなる制裁を加えようとするならば、それは逆効果を招く。米国と欧州がロシアを孤立させるのならば、ロシアはその目を東に向けて、アジアと新しいプロジェクトやエネルギー資源の貿易、軍事提携や政治同盟を進めていく」と明言した。
ロシアの手中にある「聖杯」は、すなわち中国との天然ガス貿易であり、長年にわたる交渉が実を結ぼうとしている。5月に予定されるプーチン大統領の訪中でこの貿易協定が締結すれば、ロシアは欧米諸国と決別することになる。ロシア戦略技術分析センターの専門家、ワシリー・カシン氏は、「ロシアと欧米諸国の関係が悪化すればするほど、ロシアは中国に活路を求めるようになる。中国がロシアを支持すれば、ロシアが孤立するなど誰も言わなくなるだろう」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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