2014年3月21日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、マレーシア航空370便の消息不明で、インド洋南部で見つかった機体の残骸の可能性があると指摘された物体について「多国籍捜索チームも効果なし、残骸はまた空振りか」とする記事を掲載した。

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オーストラリア海事安全局が「衛星画像に不明機に関連するとみられる物体が確認された」と発表して以降、中国、米国、オーストラリア、マレーシアなど複数の国が巡視艇やヘリコプターを動員し、周辺海域をしらみつぶしに捜索している。しかし今のところ成果は上がっていない。米軍の最新鋭偵察機でも見つからない状態だ。

各国が全力を上げて捜索を続けているが、不明機の確実な情報、証拠はいまだに確認されていない。これだけ状況が二転三転し、空振り情報が繰り返されると、今回の「物体発見」の件もまた、空振りの可能性を排除できないだろう。（翻訳・編集/AA）