「2020王者栄耀全国大会チベット自治区選抜戦」の決勝戦が15日に行われた。チベットで開催された初の大型eスポーツ競技大会として、前日ラサで開かれた予選ではさまざまな年齢や職業の約200人が36チームに分かれて参戦し、最終的に2チームが決勝に進出した。中国新聞網が伝えた。

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決勝戦では、学生を中心とするZDGXチームがRCチームに敗れ、3試合連続負けで敗戦が決まった。優勝したチームはチベット予選ブロックを代表し、中国の他の予選ブロックのチャンピオンと優勝を争う。

RCチームの蔡宝一キャプテンは取材に対し、普段から王者栄耀の全国大会に関心を持っていたが、チベットで試合に出て、しかも優勝するとは思ってもみなかったと話した。

チベット自治区体育局の尼瑪次仁局長の紹介によると、今年9月に「チベット自治区eスポーツ競技協会」が正式に設立され、これまでチベットにeスポーツの社会組織がなかったという歴史を終わらせた。また、「今回の大会はチベットの地方の特色と王者栄耀というゲームブランドを融合させ、eスポーツファンの参加意欲をかき立てたイベントだと思っている。今後は基準に基づいた大会の開催によって、eスポーツファンを積極的に導き、青少年の健全な成長を促進することが望まれる」と語った。

IEGテンセントの責任者の王政氏は、王者栄耀というゲームは中国文化に基づいて作られた国産IPであり、チベットでの大会開催は全国の大衆競技において重要な一環を補ったと述べた。（提供/環球網・編集/孫ソウ）