<マレーシア機不明>失踪前54分間の交信入手、不自然な点が2カ所ある!―英紙

Record China    2014年3月22日(土) 22時52分

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21日、英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は、マレーシア航空370便が消息を絶つ前の54分間にわたる副操縦士と管制官の交信記録を入手した。

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2014年3月21日、英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は、マレーシア航空370便が消息を絶つ前の54分間にわたる副操縦士と管制官の交信記録を入手した。米華字メディアが伝えた。

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この交信記録は、マレーシアの首都クアラルンプールの空港管制官との離陸前のやりとりから副操縦士の最後の連絡までを含んでいる。同機副操縦士の最終連絡は、「了解。おやすみ」だった。多くの専門家は「交信記録に異変は認められない」と分析しているが、不自然と思われる点が2カ所あった。

1つは副操縦士が巡航高度を繰り返し報告している点。現地時間の1時07分ごろに、3万5000フィート(約1万668m)の巡航高度を伝えていたが、6分前にも同様の報告が行われていた。この点についてブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の元操縦士は、「副操縦士が報告済みであることを忘れたか、再確認をした可能性もある」と説明している。

もう1つは、交信相手がクアラルンプールの管制官からベトナムの管制官に引き継がれる間に同機の交信が完全に途絶え、突然進路を西に変えた点だ。最後の交信から2分後に、同機のトランスポンダー送信が消滅している。もう1人の元BA操縦士は「もし意図的にハイジャックするのであれば、絶好のタイミングだ」と指摘した。(翻訳・編集/本郷)

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