Record China 2014年3月19日(水) 21時40分
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18日、「単独二孩」政策(夫婦の一方が一人っ子である場合、2人目の出産が認められる政策)が各地で実施され、「午年生まれのベビー(馬宝宝)」の数が増えるに伴い、ヘルパー市場での出産・育児ヘルパーの「需要過多・供給不足」現象が問題になっている。資料写真。
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2014年3月18日、「単独二孩」政策(夫婦の一方が一人っ子である場合、2人目の出産が認められる政策)が各地で実施され、「午年生まれのベビー(馬宝宝)」の数が増えるに伴い、ヘルパー市場での出産・育児ヘルパーの「需要過多・供給不足」現象が話題になっている。中国新聞網が伝えた。
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高騰の一途を辿る出産・育児ヘルパーの賃金が、そのような状況を裏づけている。杭州市にある複数のヘルパー紹介会社によると、同市の最高ランクの出産・育児ヘルパーの月給は、1万元(約16万4000円)をゆうに超えるという。また、これらの高級出産・育児ヘルパーは、紹介会社を介さない場合が多いことから、絶対的「売り手市場」という優位な立場にある。
「私に子育てなんてできるのだろうか?赤ん坊を抱く時でさえおっかなびっくりだというのに…」と話すのは、先日出産したばかりの新米ママ・李(リ)さん(30)だ。初めての子育てに途方に暮れる李さんの様子を案じた家族は、彼女のために出産・育児ヘルパーを手配した。ヘルパーの月給は8000元(約13万1000円)。
「優秀な出産・育児ヘルパーに来てもらいたくても、彼女らは引っ張りだこなので至難の技だ」と李さんは嘆く。
希少で人気が高いほど、価格は高くなる。これは市場の原則だ。
杭州市にあるヘルパー紹介会社のオーナー・黄援珍(ホアン・ユエンジェン)さんは、「出産・育児ヘルパーの月給の相場は、最低5000元(約8万2000円)、ランクが上がると1万元を上回る。だが、報酬の高い高級ヘルパーほど予約が殺到し、彼女らの仕事が途絶えることはない」と語った。
黄さんは、北京・上海・杭州・寧波の各地で、出産・育児ヘルパーの仕事に10年以上携わった経歴がある。彼女は5年前、杭州市安吉路で出産・育児ヘルパー専門紹介会社を立ち上げた。
高報酬が得られる出産・育児ヘルパーになるための敷居は、実際はそれほど高くない。
出産・育児ヘルパーとなるための条件は、「年齢30歳から50歳の女性」「学歴不問」「子育て経験者」で、ヘルパー職経験者は優遇される。
出産・育児ヘルパーにはランク分けされている。といっても、個々のヘルパーのランク付けは、基本的にヘルパー紹介会社によって行われる。
黄さんは、「通常、出産・育児ヘルパー紹介会社は、研修と試験を経て、ヘルパーのランク付けを行い、ヘルパー認定書を発行する。顧客宅でのヘルパーの業務態度や、担当した赤ん坊の人数をランク付けの指標とする会社もある。一般的に、出産・育児ヘルパーは、初級・中級・高級(ゴールド級)の3ランクに分類されている」と説明した。
妊婦が出産前に出産・育児ヘルパーを探す時、「勤務期間が長く、経験が豊富な人」を良いヘルパーと考え、そのような人を探すケースが多いという。
黄さんは、「高級出産・育児ヘルパーは、勤務期間の長さだけで決まるのではない。昇級試験の合格証明書のほか、保育士や栄養士などの資格も取得していることが求められる。また、豊富な育児経験や産婦ケアの経験も必要だ」と話した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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