2014年3月18日、中国新聞網によると、消息不明となっているマレーシア機に関して、一部報道で「マレーシア政府が米国の大規模な捜索協力の申し出を断った」とされていることについて、マレーシア政府は「米連邦捜査局（FBI）とも一貫して協力を続けている」とこれを否定した。

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マレーシアのヒシャムディン・フセイン運輸相代理は18日、FBIに協力を求めているかとの質問を受け、「我々は彼らと一貫して協力して捜索を進めている」とし、「FBI自体が多くの応援を必要としているということであって、マレーシア側が彼らの作戦を調整しているわけではない」とした。

8日にMH370便の消息が途絶えてから、FBIは同機の乗務員についても大規模な調査を行ってきたが、事件との関連性についての確証はまだつかめていない。一方、クアラルンプールには現在はわずか2人のFBI捜査官が残っているだけだという。

米国のある高官は「我々には引き継いで調査する権利がない。マレーシア側はさらなる協力を求めていない。我々にできることはない」と語り、マレーシアが米国の捜索協力を拒んでいる理由については、「マレーシア政府が大事件の処理能力がないというイメージが付くのを避けるため」としている。（翻訳・編集/HA）