障害があるから捨てられた孤児3人を無料治療―安徽省合肥市

Record China    2007年6月2日(土) 16時8分

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2007年6月1日、安徽省阜陽市の児童福祉施設に入所中の孤児3人が、合肥市の病院で無料治療を受けた。3人は口蓋裂の障害があるため親に遺棄されたという。

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2007年6月1日、安徽省阜陽市頴上県の児童福祉施設に入所中の孤児3人が、安徽省合肥市を訪れた。赤十字病院・友好病院・「国際微笑活動」に賛同する医療従事者の3者により組織された医療チームが、無料で孤児3人を治療するためだ。

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児童福祉施設の王家玉(ワン・ジアユイ)所長によると、この福祉施設は1994年に王所長自らが設立。障害があるため親に遺棄された214人の子供たちを育てているという。今回の3人の児童は口蓋裂の障害をもって生まれたために、親に捨てられたと説明。***

王所長自身も以前は大金持ちだったが事業に失敗。巨額の負債を抱え病気に倒れたときに、各メディアが全国に呼びかけてくれたそうだ。おかげで人々の善意が集まり王所長と福祉施設は救われた。

現在、阜陽市の児童福祉施設には王所長と214人の子供達のほかに、9人の看護士と14人の家庭教師がいる。施設の運営には専門の経理士や事務員、警備担当もいるので安心して子供たちを育てられると王所長は誇らしげに語った。(翻訳・編集/本郷智子)

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